海水水槽のコケに激落ちくんを使ってみた|ガラス面の藻はどこまで落ちる?

海水水槽を続けていると、ガラス面に付着する藻やコケが気になります。

私の水槽でもガラス面に付着物が増えてきたため、今回はメラミンスポンジの「激落ちくん」を使って、どの程度きれいに除去できるのか実際に試してみました。

結果からいうと、ガラス面の付着物はかなりきれいに取り除くことができました。

また、白いスポンジに付着物が残ったことで、水槽内から見ているだけでは分からなかったことも確認できました。

今回は、実際の写真を使いながら紹介します。

激落ちくんを使う前の水槽

清掃前のガラス面には、全体的に薄い付着物が確認できました。

清掃前日に撮影した水槽

※この写真は清掃直前ではなく、前日に撮影したものです。そのため、厳密なBefore・After比較ではありません。

今回は比較しやすいように、ガラス面の一部だけをメラミンスポンジで清掃しました。

ガラス面の一部を激落ちくんで掃除

新品のメラミンスポンジを水槽用として使用し、ガラス面を軽くこすりました。

激落ちくんでガラス面を清掃しているところ

写真を見ると、スポンジの左側に、周囲より透明になった部分が確認できます。

スポンジに付着物を回収できた

ガラス面を清掃すると、取り除いた付着物の多くがメラミンスポンジ側に残りました。

今回の感覚では、ガラス面から剥がれたものが水槽内に大量に舞うというより、スポンジに付着したまま水槽外へ取り出せる印象でした。

これは個人的にかなり使いやすいと感じた点です。

ただし、水槽や付着物の状態によって結果は変わる可能性があります。

回収してみると茶褐色が主体だったことも

水槽内で付着物を見ていると、照明の影響もあり、色を判断しにくいことがあります。

その後、白いメラミンスポンジで別日に付着物を回収して確認したところ、茶褐色の付着物が大部分を占め、少量の緑色の付着物も混在していました。

目視では、およそ茶褐色9割、緑色1割程度に見えました。

茶色の付着物

ただし、色だけから藻の種類を特定することはできません。

茶褐色の付着物には珪藻なども考えられますが、今回は顕微鏡などによる同定は行っていません。

この経験から、今後は水槽内の写真だけで判断せず、必要に応じて実際に回収した付着物の色も記録していこうと思います。すなわち、付着物を回収してみないと、水槽内の状態が本当はどのような環境であるかはわからないということです。

激落ちくんを海水水槽で使うときの注意点

今回使用したのは、洗剤や香料などが付いていないメラミンスポンジです。

使用する場合は、新品・無添加のものを水槽専用として使うようにしています。

また、メラミンスポンジとガラスの間に底砂が入り込むと、砂粒によってガラスを傷つける可能性があります。

底砂付近を掃除するときは特に注意が必要です。

今回試したのはガラス水槽です。アクリル水槽では細かな傷が付く可能性があるため、同じ使い方をそのままおすすめすることはできません。

藻を取ることと、藻が生える原因をなくすことは別

激落ちくんを使えば、今回の水槽ではガラス面の付着物を物理的に取り除くことができました。

ただし、これはあくまで現在生えているものを取り除く方法です。

照明、栄養塩、ケイ酸塩、給餌、水槽内の生物など、藻が発生する条件そのものを変えているわけではありません。

実際、私の水槽ではNO3(Nitrate:硝酸塩)とPO4(Phosphate:リン酸塩)を7日間測定しましたが、非常に低い値でもガラス面への付着物は確認されました。

【海水水槽の栄養塩を7日間測定|NO3・PO4と藻の変化】

また、シッタカ貝がガラス面の藻を食べる様子についても別の記事で観察しています。

【シッタカ貝はコケ取りに効果がある?】

今回のまとめ

今回、メラミンスポンジの激落ちくんを使って海水水槽のガラス面を清掃したところ、付着物を比較的簡単に取り除くことができました。

特に良かったと感じたのは、取り除いた付着物の多くがスポンジに残り、そのまま水槽外へ取り出せたことです。

一方で、藻を取り除けたからといって、発生原因が解決したわけではありません。

今回回収した付着物は茶褐色主体で、少量の緑色も確認できました。

現在は照明条件による変化も継続して観察しています。

今後はケイ酸塩などについても実測しながら、なぜガラス面に付着物が発生するのかを引き続き調べていきます。

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